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2011.05.27 (Fri)

南大門

春日大社前のバス停で降りて北の方を見ると遙か彼方に東大寺南大門が見えてきます。
路の左側にはお土産物屋が並んでいます。お店が途切れるあたり、最後のお土産屋は
「森漬物店」といいまして、ここの奈良漬は有名ですが、買うのは後回しにしておいて、
まず南大門へ急ぎましょう。
nandaimon.jpg

南大門の建築様式はそれ以前の古代建築に比べて全く異なった建築様式に拠っている
ことにその大きな特徴があります。
日本の古建築は、二階、三階を作る時、柱を各階ごとに別に立てます。所がここは何と
20メートルに及ぶ長大な柱が立っているのです。写真を見ると屋根が二重になって
いるのだが、下の屋根はこの柱の中程に作られた、さしかけの庇屋根に過ぎないのです。
日本の建築の軒の出は一般に深く、その深い軒で、大屋根、庇屋根の重量を支えるために、
組物(斗拱とも呼ばれる)を使います。

普通は柱の上に柱の直径と同じ程度の「大斗」を置き、その上に肘木が乗り、
さらに斗(ます)、肘木、斗、と積み重ねて屋根の加重を受ける支点を前方に出す
方法が採られます。
ところがここでは肘木は柱に挿し込まれて、大斗の上には乗っていません。

このような肘木を挿肘木と言います。他にもいろいろな違った点が見られ、
このような様式を「大佛様(だいぶつよう)」といいます。

千香ずくに連れ、南大門はその巨大な姿を見せてくれます。屋根を見る時には、
まさに「仰ぎ見る」という姿勢になってしまいます。

南大門の両脇にいる、通称では仁王サンと呼んでいる金剛力士を見ましょう。
二体並んで寺門を守るので仁王(二王)といい、大きなお寺なら殆ど門の両脇で
悪をなす者の入場を拒絶していますからなじみ深いですね。
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