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2012.10.09 (Tue)

日記 1012年 10月

1日(月) レコードのジャケットを嵌める枠を拵えました。レコードラック

レコードプレーヤーのすぐ上の枠です。
レコードを鳴らす時にジャケットをこの中に入れておくのが目的。我ながらうまくできました。

2日(火) 無事

3日(水) 浜リコ。ボアモルティエやオトテールなど楽しい音楽の練習。アメリカ帰りのNOBUYOさんの土産話とお土産のチョコレート。とても結構でした。
4日(木) 無事
5日(金) 無事
6日(土) 磐田へ行った。丁度お祭りで山車が出ていました。satomiさん宅でお昼を御馳走になってしまった。
7日(日) 無事
8日(月)寒露 事任八幡宮へ行ってきました。事任とかいて「ことのまま」と読みます。
掛川からもう少し東、日坂へかかるあたりにある神社。大同二年(807)、坂上田村麻呂が征夷大将軍として桓武天皇の命を奉じて東征したときここに建てたのだとか、古い歴史のある神社のようです。
事任八幡宮・拝殿


遠江一の宮で、祭神は己等乃麻知媛命(ことのまちひめのみこと)と、玉依媛命、應神天皇、神功皇后。
ここにある楠の大木は見事です。写真は事任八幡宮の拝殿。





子育飴とわらび餅子育飴を巻き付ける

小夜の中山名物の
「子育飴」を買いました。
この飴は大好きです。
事任八幡宮・大楠
天龍川渡船場跡

9日(火) 天龍川を渡って池田へ行きました。天龍川の渡船場跡とか、熊野の写真を写すのが目的でした。
左は事任八幡宮の大楠、右が天竜川左岸の堤防に立っている渡船場跡の碑です。
10日(水) 昨年、福田のドルチェ倉庫でのコンサートで、「くすぶった男 Fumeux fume par fumee (ソラージュ作曲)」というのを演奏したのだが、レコードを捜しているうち、デヴィッド・マンロウが指揮をしたロンドン古楽コンソートのレコードにこの曲が入っているのを発見して、なかなか威勢のいい演奏だったのでコピーを作って、リコーダー用に編曲をしたN氏に先日渡しました。彼もこの演奏を聴いて面白がって、今日の浜リコで楽譜を捜し出してやってみました。この曲は、レコードには「14世紀後半の前衛」という副題がついているだけあって、現代音楽にも負けない面白さがあります。
この曲は本来は三人の男が低い声で歌うのです。歌詞が面白いので書いておきます。
  ♪アヘンのみはもくもくと煙をふかす    Fumeux fume par fumee
   もくもくとものを考える    Fumeuse speculacion
   煙にまかれてもの思う   Qu'antre fummet sa pansee
   アヘンのみはもくもくと煙をふかす    Fumeux fume par fumee
   なぜなら彼は納得ゆくまで   Quar fumere molt li agree
   アヘンをふかして楽しんでいる    Tant qu'il ait sont entencion
   アヘンのみはもくもくと煙をふかす   Fumeux fume par fumee
   もくもくとものを考える。♪    Fumeuse speculacion
この曲は、バスリコーダー2本とグレートバスリコーダー1本とで演奏するのです。
11日(木) 無事
12日(金) 無事
13日(土) 姫街道を歩きに行きました。出発は安間の分岐点。今日は市野宿熊野神社まででお終い。右は熊野神社の秋葉燈籠。秋葉燈籠・市野宿熊野神社
とろろ汁を作る

夜はとろろ汁を作って食べた。
上左=ジネンジョを買う  上右=ジネンジョをおろす
下左=だし汁を混ぜる  下右=麦ご飯にかけて食べる
14日(日) 
フルートの会発表会
佐藤さんのお弟子さんたちのフルート・コンサート、壬生ホールへ聞きに行きました。
四重奏、三重奏、そしてソロ、などいろいろありました。satomiサンも圭子さんも出演しました。
今回は飯島先生はお仕事の関係で出演できなかったようですが、、お嬢さんが出演したようでした。

15日(月)舊歴9月1日 楽器博で西岡信雄先生による講座「楽器の中の聖と俗」の第一回・ブータンの悪霊を封じる祭典「ツェチュ」と言うのを聞きに行きました。
ブータンの祭・シャナ・チャム西岡先生の講座は今迄にもいろいろあった
のでしたが、ワタクシは今回が初めての聴講です。
ブータンという國はとても貧しい國ですが、國民の90%は自分の現在の生活を「幸せ」と感じている世界でも珍しい國です。
昨年11月にジグミ・ケサル國王とヅェチェン王妃が来日して、ご夫妻の人柄に心温まるものを感じました。王妃は美しい人でしたねぇ。

講座の中身は、ブータンに佛教を伝えたグル・リンポチェを讃えるお祭りの紹介が主でした。西岡先生の講座の中身を全部記憶のために書き留めておきたいほどなのだが、あいにくワタクシの記憶力があやしいのでとりあえずはここに書くのを諦めます。実に面白い講座でした。
16日(火) 無事 
17日(水) 久留米木の西岡先生から「もみの木コンサート」のお誘いがあって、12月8日に久留米木幼稚園跡ですることに決まったので、選曲などをした。1時間半ほどの時間があるので、随分沢山曲を選ばなくちゃならない。大変。
以前、盛大に牛肉など御馳走になったこと、今でもシッカリ覚えている。
18日(木) 無事
19日(金) 無事
20日(土) 第40回古楽器コンサート・福音ルーテル浜松教会第40回古楽器演奏会
積志リコーダーカルテットと18世紀アンサンブル浜松のコンサート。遂に20年の歴史を重ねるに到ったのでした。
写真はラモーの「優雅なインドの国々」というオペラのような曲。ルイ14世のいた時代のフランス音楽のとても面白い音楽です。
積志リコーダーカルテットは音がとても美しくなった。ワタクシもアンナ音が出せるようになれば嬉しいのだが、とても及ばないことを最近はっきり判ってしまった。
21日(日) お酒(ワインに日本酒にペパーミント)を買い込んでしまった。今それらを呑みながらこれを書いているのです。
22日(月) 楽器博の講座「愛を語る吟遊詩人バウル」と言うのを聞きに行きました。
大坂音大名誉教授西岡先生の「楽器の中の聖と俗」講座の2回目。
こんなに面白い講座は初めてです。バウルBaulというのはベンガル地方(ガンジス川とブラマプトラ川にはさまれた三角州のあたり)に暮らしていて、独自の信仰と儀式と技芸(詩・歌・音楽・舞踊)を伝承する一群の人たちです。
吟遊詩人バウルの歌と踊り吟遊詩人バウルの集団









上左は楽器を手にして歌い踊るバウル。上右はバウルの集団。
彼らの伝承する特異な歌や音楽はユネスコから世界文化遺産に認められているとのことでした。彼らは、その特異な生活信条や行動のために、歌う旅芸人、歌う行者、狂気の歌人、風狂の吟遊詩人、歌う乞食、宗教的乞食、世捨て人、宗教的狂人、…などと呼ばれるのです。バウルになりたいと思えばなることも出来るそうです。優れた指導者に弟子入りし、1000曲以上にも及ぶ詩歌をそらんじ、自他共に(これが大切なんですが)バウルであると認めればバウル(ベンガル語で狂気の意味)なんです。
自分の肉体の中にのみ神は存在するので、寺院や教会などは持たず、布教などもすることもなく、従って排他的でもなく(一神教、キリストやアッラーを信ずる人はその神を正しいと信ずるあまり他教を排することに熱心になり攻撃的になります)、実に穏やかな精神生活を送ることになります。バウルになった彼らはヒンドゥー教のカースト制度によって保証されている筈の生業を放棄し、家族も捨て、自らの肉体に棲む神との合一という究極の目的に至る道を選ぶのです。
詩・音楽・歌・踊り、は神との合一を求めるための手段でありますし、バウルになるための宗教的通過儀礼、それは性交儀礼や食生活の儀礼などを歴て自他共に認めるバウルになるのです。自分の肉体に棲む神の排泄物、それは精液や月経血にミルクやバター・蜂蜜・樟脳を混ぜたものを飲んだり、朝一番の小便を飲んだり、大便を体に塗りつけたり、ということもするのです。だが彼らのそういう宗教観と態度は周囲の村人から廣く許容され、社会的身分は高いのです。彼らは村々をまわり、歌を歌い神の愛を語って門付けをしますし、村人は彼らに金品を喜捨することを通じて精神的な安心感を得るのです。
これがバウルの行動であり技芸なのです。面白いですねぇ。
23日(火)霜降 無事
24日(水) 浜リコ
25日(木) 無事
26日(金) 無事
27日(土) 無事
28日(日) あつみでうなぎを食べた。うなぎ屋あつみ・玄関
うなぎ屋あつみ・うな重









浜松にうなぎ屋はたくさんあるけれども「行列の出来るうなぎ屋」はここだけです。
創業明治40年、というのがこのお店の看板なんだけれども、東京のうなぎ屋のことを思えばこれくらいなんでもないことです。東京の神田界隈のうなぎ屋だったら江戸時代から看板を誇っているのですから。
亡息の三回忌の時ムジコンの人たちが横浜から来てくれたのでお昼はここのウナギを、そして夕食はエピファニーで食べたのでした。川瀬サンには特別に2段重ねのお重を、辻村祐子サンほか女性には上の写真のようなのを食べていただいて好評だったのです。ワタクシはそれ以来十何年ぶりかでこのお店へ来たのでした。
29日(月) 無事
30日(火) ペーパーナイフと靑猫ペーパーナイフと本のページ

飯島先生からペーパーナイフを頂いた。先日の「18世紀アンサンブル浜松」の時の先生の写真と、佐藤さんフルートの会でのお嬢さんの写真を送ったお礼なんです。
左が頂いたペーパーナイフで、上がペーパーナイフを使わなくちゃならない本です。印刷したページを折りたたんだまま製本し、読む時にナイフで切りながら読むのです。その上の写真は先生にお送りした写真の一部。
8月の19日に古本屋「百寿堂」へ行った時に主人から有田焼赤牡丹の柄のペーパーナイフを貰ってこの日記にも載せておいたのでしたが、今度のナイフも柄のデザインがとても素敵で、ペーパーナイフのコレクションをしようか、などと思ってしまったほどです。

スヌーピー全集
谷島屋本店へ行ってスヌーピー全集第1巻・第2巻を買ってきた。毎月2冊ずつ、全部で10巻出るそうです。半世紀ほど前にも出るたんびに買っていたのだが全部子供に持って行かれたので、また買うのです。
だが今度のは色がケバケバしくてちょっと嫌な感じ。
仕方がありません。
 
31日(水) 今日はハロウイーンの日。ハロウイーンの包み紙

お菓子屋にこんな包み紙に入ったお菓子があったので浜リコへ持って行った。
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