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2012.11.01 (Thu)

日記 2012年11月

1日(木) 無事
2日(金) いつものように平野美術館のキップを頂いたので行ってきました。
「巨匠達の世界 ……文化勲章受章者・文化功労者による競演……」というタイトルで、
竹内栖鳳・横山大観・上村松園・梅原龍三郎・秋野毎年秋に生徒の上達ぶりのお披露目があるのです。
不矩・芹澤銈介…といった巨匠の作品がいっぱいありました。
五枚羽子板の雪女靈泉

左が上村松園の「雪女 五枚羽子板の雪女」
という大近松全集の付録として作った版画、
右が澤田政廣の彫刻「靈泉」。
小さな個人美術館としてはとても見事な展覧会でした。NOBUYOサンにはお礼を申し上げます。

帰りに、さるホテルの14Fにある中華料理の「鳳凰」が美味しい、と聞いていたので行ってきました。
こんな時はちょっと奮発して豪華に昼飯を食べました。
ふかのひれ
お土産の中華饅頭

左、ふかのひれ。 右、お土産のお饅頭
展覧会も素晴らしかったし昼飯も上等でした。コーヒーは 久しぶりにTournez la Page
(ページをめくるというような意味のフランス語 喫茶店の名前))へ入りました。
ちょっと追記。今度の美術館で特別に面白かったのは、芹沢銈介の型絵染による大型豪華本『新版絵本どんきほうて』と、秋野不矩の絵「ヤムナー女神」、「ナーガ・ナギニー像」でした。少々長くなりますが、書いておきます。
「どんきほうて」は、騎士ドン・キホーテを平安・鎌倉期の武士の姿に置き換えて描いたもので、10枚(多分これで1セット)展示してありました。
1.らまんちゃの里のどんきほうて  2.作男さんちょ従へ廻国の門出  3.世にも名高き初の手会はせ  4.拐し者推参と篭脇へ斬り付ける  5.スワ大敵と羊の群れに突いて入る  6.牢役人を打すへ囚人を解放つ  7.古の物語に倣いて山中の行  8.銀月の騎士に敗れて帰郷を誓ふ  9.道すがら主従の述懐  10.功名手柄の夢さめて静かに眠るどんきほうて  
原作の筋をちゃんと追っているのです。風車に向かって突進するドン・キホーテの場面は水車に向けて槍を突っ込む どんきほうて となります。
秋野不矩の絵はともにヒンドゥー教の神様たちですが、ナーガとナギニーは蛇(コブラも含む)を神格化したもので、出来ることなら来年の年賀状に入れたいものだと思って絵葉書がないか捜したのでしたがなくて残念でした。
3日(土) 無事
4日(日) 浜松市博物館へ行きました。しばらく前から特別展「濱松城主 堀尾吉晴」という大きなポスターが貼ってあるのを見ていて、今迄の企画とはちょっと力の入れようが違うように思っていたのだが、入ってみて今迄の展示とはかなり力の入れ方が違って、とても見応えのある展示でした。堀尾吉晴像(部分)
右が堀尾吉晴像(部分)。京都妙心寺塔頭春光院蔵のものを一部いただきました。
堀尾氏は豊臣秀吉の家臣で、秀吉に従って小田原攻めや奥州平定など功績が大きかったらしくて、徳川家康が浜松から駿府に移った後の濱松の領主となり、家康の築いた土盛りの城を、現在見るような石垣を築いてその上に天守閣を載せるという御城に仕上げたのです。
このブログNo.004濱松城の所で、堀尾吉晴の名前を載せておいたのですが、ここでようやく写真ものせることが出来ました。
いずれ江戸時代の濱松のことをもう少し書き続ける時にはこの堀尾吉晴のことを詳しく書きましょう。彼は濱松城時代は17万石(歴代の濱松城主としては最大の石高です)でしたが、次に松江城主となりました。その時は24万石の大大名になったのでした。

5日(月) 車検のため沼津大島自動車へ行って車を置いてすぐ大島サンの車で熱海へ行った。途中芦ノ湖畔のレストランでワカサギのフライを沢山食べて(とてもおいしかった)、次に強羅公園という所へ入りました。ここは初めてです。
ゴクラクチョウカ今の時期、花らしい花は殆ど咲いていないのだが、ジュウガツザクラというのが咲いているのと、熱帯植物館へ入るとゴクラクチョウカ(極楽鳥花=左の写真)という変わった花が美しく咲いていました。
変わった形の花ですね。
泊まりはKKR熱海、KKRというのは国家公務員リゾートホテルということらしい。数あるKKRホテルの中でもここはかなり豪華なホテルでした。
久しぶりで温泉と料理をシッカリ楽しんでしまった。

6日(火) 朝からかなりの大雨。伊豆半島の山越えをして沼津大島自動車へ戻り、車検の終わったクルマに乗って無事浜松自宅へ帰りました。沼津バイパス・富士由比バイパス、そして東名高速と乗って帰ったのだが、東名高速がガラガラに空いていたので沼津から浜松まで2時間ほどで走ってしまった。 
7日(水)立冬 浜リコ アメリカから帰省中のKusakaサンが練習に来てくれた。リコーダーオーケストラのための11管編成による ラ・フォリア のヴァリエーション(作曲者は忘れた)の楽譜をお土産に。早速練習をした。感心にこんな時にはちゃんと11人そろうのだから不思議である。ちょっと変わったラ・フォリアでした。
8日(木) 無事
9日(金) 無事
10日(土) 古本屋百寿堂へ寄って「静岡県歴史年表」というのを買ってきた。¥1000。
旧石器時代から書きはじめている。静岡県に限っているので、富士山の噴火の歴史や、室町時代の静岡県に関する記述は他の歴史年表には見られないものである。

11日(日) ~イギリスとスペイン郷愁の調べ~水戸茂雄リュートリサイタル(地域情報センター 14h)を聞きに行きました。第1部は16世紀スペインのビウエラの音楽、第2部はリュートによる17世紀イングランド・スコットランドの民謡、といった構成でした。
ビウエラ・水戸氏設計のもの

リュート・水戸氏

左=ビウエラ   右=バロック・リュート  両方とも今日の演奏に使ったものです
ビウエラという楽器は日本ではあまり知られていない楽器ですが、ルネサンスの頃にはフランスやスペインで流行した楽器で、写真のようにギターを小型にした楽器です。水戸氏自身の設計によるもので、2012年9月(つまり2ヶ月ほど前)堤氏の製作のものです。ビウエラという楽器を知ったのは、ワタクシがフランス旅行をした時に、ルーアンの大聖堂の北側出口の所の壁面に、神様が天地創造をした一週間の出来事が彫刻になっているのを見たのでしたが、そのすぐ近くに音楽家がビウエラを弾いている場面の彫刻もあってそれでよく覚えているのです。リュートはマティアス・ドルヴィ1983年製作のもの、ドローン弦もついていてとても立派なものでした。
スペイン音楽は、ヴァルデラーバノ、ダサ、ピサドール、フエンリャーナの4人の曲、イギリスのは、バルカレス・リュートブックというものからの10曲でした。とてもいい演奏でした。
12日(月) 楽器博講座 楽器の中の聖と俗第3回「ヴェトナム 愉快、爽快、街角の竹の音楽」を聞きに行きました。行く前までは、ヴェトナムの竹筒を鳴らす楽器なんてめずらしくもないだろう、などと高をくくっていたのだが、実に面白く(ヴェトナムならではの、ある意味バカバカしくアホらしく)且つ見事な音楽の連続でした。
紹介された楽器は、1. クロンプットk'long put 2. ディンパdinhpa 3. トゥルンt'rung
4. クニーk'ni 5. サオローsao lo 6. シンティエン sinh tien 7. ダンバウdan bau
8. タック tach 9. ディングーンdinh goong と、水上人形劇ロイ・ヌック roi nuoc 、
これだけありました。
クロンプットk'long putディングーンdinh goong

水上人形劇ロイ・ヌックroi nuoc
全部の楽器の写真と演奏方法、音色など全部書きたいのだが、ワタクシに出来る業でもなく、ただ呆れていたばかりでした。左がクロンプット。竹筒を並べてその前で手を叩いて空気を筒に送り込んで鳴らします。7音の筒、同じような長さに見えますが一方は閉管でもう一方は開管ですからオクターブの差が出ます。中がディングーン。瓢箪に竹筒を取り付け糸巻き棒を15本ほど差し込んで弦を張り、指ではじいて音を出す。
右は水上人形劇ロイ・ヌック。棒の先に付けた人形を、離れた所で糸を操ってさまざまに動かす。これだけの人形をたった3人で操っている。人間は幕の向こうで水に浸かって首だけ出して動かす。
この講座、3回とも実に実に珍しく面白く楽しい講座でした。
帰りに同じ町内に住んでいるらしいご婦人とお茶をして帰りました。
13日(火) 無事
14日(水)舊歴10月1日 浜リコ。インターネットの「リコーダーの広場」を見て浜リコに参加したいという人からワタクシにメールをいただいたので、浜松駅で待ち合わせて佐藤サンのお家まで案内した。平成元年生まれといいますから、ワタクシの孫年代の人。これで浜リコの平均年齢がずっと下がることでしょう。とても嬉しいことです。
15日(木) 無事
16日(金) 1028ミリバールの高気圧にすっぽり覆われた一日でした。私の持っているバロメーターが1028ミリバールを示したのは今日が初めてではないかしら。
実に爽やかな「小春日和」。小春日和というのは舊歴の10月にこのような大きな高気圧に覆われて、暖かで、風もなく雲もないn日のことです。
17日(土) YAMAHAヴァイオリン教室発表会。YAMAHAソロコンサートsatomi
毎年秋に生徒の上達ぶりのお披露目があるのです。
知人が出演するので写真を撮りに行きました。
ヴァイオリンという楽器はとても難しい楽器で、ワタクシも半年ばかり練習したのでしたがとても者にはならないので諦めたのでした。このひとはこれが3回目のコンサートです。上手になりました。

18日(日) フェリーチェ合奏団第10回定期演奏会
今年は、圭子サンのチェンバロはバッハのチェンバロ協奏曲D-dur BWV1054。小澤さんのヴァイオリンはヴィヴァルディの合奏協奏曲「四季」の「冬」。オーボエ里沙チャンはベッリーニのオーボエ協奏曲。
ととても賑やかな選曲で、いつものモーツアルトもデェイベルティメントF-dur kv.138
と交響曲D-dur kv.81 と2曲もあり、いわば充実した演奏会だった。
第10回フェリーチェ合奏団定期・オーボエ里沙チャン
写真はオーボエ協奏曲の演奏風景。
里沙チャンのオーボエの音はいつ聞いても綺麗ですねぇ。
結婚なさったそうで、いつまでもチャン付けで呼ぶわけにはいかなくなったようです。

19日(月) 無事
20日(火) 無事
21日(水) 浜リコ 12月8日のコンサート用の曲の練習。
22日(木)小雪 無事
23日(金) 無事
24日(土) 無事
25日(日) 12月15日、楽器博でのスイートポテト・オカリナ合奏団というのに誘われたのでキップを買いに楽器博まで行き、ついでに楽器博の「案内ツアー」というのを聞きました。所蔵の鍵盤楽器の、古い方のクラヴィコードやイタリア・フランス・イギリスの(国によって名称は違うけれども)チェンバロ、そして初期のピアノなどの音を順に説明をしてくれた。H・P・F版画展・加藤雅子・情熱

その帰り、NOBUYOサンから案内を貰っていたので、ギャラリー「オクムラ」という所へ行きました。第20回H・P・F版画展というのに知人が出展しているのです。右が「情熱」と名付けられた木版画。
NOBUYOサンの知人の作だと思います。
オクムラというギャラリーは初めて入ったのだけれども、随分こぢんまりした場所で、10人も入れば一杯になりそう。だが誰もいなかったので落ち着いて見ることが出来ました。

26日(月) 無事
27日(火) お散歩の途中GEMサンに芹沢銈介の画集をお渡しして、その時近くの津毛利(つもり)神社を紹介されたので見てきました。説明によると昔はこのあたり(参野町と都盛町の境、というより、JR線路の少し南の方の街中です)まで海岸線が来ていて、そのため海の守り神である住吉三神(底筒之男命・中筒之男命・表筒之男命)を1200年ほど前にここに勧請したのだとのこと。今まで私は海の守り神というと宗像三女神(田心媛・湍津媛・市杵島媛)だと思っていたのでしたが、男の神様もいたようでした。
28日(水) 浜リコ 12月8日用の練習。
29日(木) 無事
30日(金) お散歩の途中、楽器博へ寄りました。丁度11時近くになっていたのでミニコンサートを聴いてから帰ろうか、と思ったのでした。楽器博・電子ピアノ・後
この前来た時キチンと見ておかなかったのでしたが、「楽器というデザイン」という特別展を開催中ということで、入ってすぐの空間に右のような電子ピアノが置いてあって、今日のミニコンサートではこれを弾くのです。
ワタクシは以前から黒一色のピアノという楽器ではなくて、思い思いに絵を描いたり好きな形にして貰ったり、という事が出来ないものかと思っていたのでしたが、このピアノは黒一色ではあるものの、形が素敵で、また、これを取り囲んで、椅子やテーブルが置けて、このピアノを囲んでピアニストの顔を見ながらコーヒーを飲んだりお菓子を食べたりできるという、いわばワタクシの理想形のピアノでした。
楽器博・電子ピアノを弾いている風景
左は楽器博でのミニコンサート風景。
音も、電子楽器とは思えない、普通のピアノらしい好い音がしていましたし、ピアノを弾く人の表情などもよく見えるし、仲のいい友達であればお喋りしたり笑ったりしながら「音楽を楽しむ」事が出来るというものです。





ピアノを弾く高泰夫

右は親友であった高泰夫クンのピアノを弾いている風景。彼はピアノを弾きながら喋ったり、ダンスパーティなどでは中腰になってピアノの上からミナサンの踊っているのを眺めながらピアノを弾くという特技の持ち主だったのだが、こんなピアノがあったら喜んでこんなピアノを楽しんで弾いたであろう、と思ったのでした。
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